全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION


      
【開催日】
2013年6月15日 開催
【開催場所】
ブリストルホテル(ワルシャワ)

<イベント概要>

名 称: ENJOY WASHOKU RECEPTION ~Oishii JAPAN in POLAND~

日 時: 平成25年6月15日

場 所: ブリストルホテル ワルシャワ

主 催: 農林水産省

協 力: 在ポーランド日本国大使館、独立行政法人 日本貿易振興機構

一般社団法人 全日本・食学会、JUNKO KOSHINO株式会社

参加者: 村田吉弘理事(菊乃井)、今田洋輔理事(銀座久兵衛)、佐々木丞氏(銀座寿司幸本店)、新井均氏(神楽坂 天孝)野村大輔氏(精進料理 醍醐)、柳原尚之氏(近茶流柳原料理教室)

日本食・食文化を紹介するイベントが、ブリストルホテル ワルシャワにて行われ、当会理事である村田吉弘団長、今田洋輔理事(銀座久兵衛)が参加しました。


<メニュー>

◆日本食材を活用したポーランド料理

・鰊とパプリカの柚子サラダ

・鰊、鰯のマリネ柚子釜盛り

◆現地食材と日本食材を活用した日本食

・大根のカナッペ

・酒の博多すし

・牛ロース、豚ロース八幡巻

・ワルシャワのアスパラガス摺り流し

・馬鈴薯摺り流し

・牛ステーキ丼

・親子丼

◆日本食材で作られた「本物」の日本食

・天丼

・鮪 トロの握り

・鮪 赤みの握り

・小鰭の握り

・穴子の握り

・天ぷら(イカ・レンコン・椎茸・ペコロス・銀杏・絹さや・シシトウ)

・安倍川餅


<参加者コメント>

◇今田洋輔理事

前回のモスクワでは日本大使館で開催されましたので什器等の借用が出来ましたが、今回はホテルということで多少のやりにくさがございました。しかし非常に強力的だったことと関係者の御尽力で無事終えることが出来ました。寿司は寿司幸さんとご一緒させていただきました。海外での仕事というのは労力も時間も国内の売かかるということと、考えていた8割程度しかできないように感じます。相変わらずの鮨人気ですが、どれだけお伝えすることが出来たのだろうかと感じます。


◇新井均氏

今回のイベントはクールジャパンの一環としての参加でまさにお国の為、日本を代表して参加すると言う気持ちが強かったです。

日本での打ち合わせでは現地の料理人スタッフを使ってほしいと言う事でしたが実際、言葉の壁や料理の説明など時間のロスを考えると不可能でした。特に今回はポーランド(東欧)などリアルな日本の情報がほとんど無い状態でしたので難しかったです。

メニューは天ぷら50人分、天丼150人分にし、それぞれ海老、魚、野菜の3点盛りにし天丼の御飯は1口にしました。天ぷらに付ける塩は海外と言う事もありバラエティに塩(白)梅塩(赤)抹茶塩(緑)カレー塩(黄)柚子塩(黄)と5種類用意しました。

現地に着いてまず事前に空輸した食材のチェックをしました。魚、海老に関しては普段から取引している築地市場の仲買が直接成田→ポーランドに輸送し、-50℃の冷凍状態で鮮度が落ちずに運べました。

困ったのが会場となるホテルのキッチンが1階でレセプション会場が2階で天ぷらを運ぶには時間が掛かりすぎるため、他の場所を探して同じ2階のバックヤードに小さなガス代があり、しかし1台だけでは200人分の料理を賄いきれず、急遽、IHコンロを2台用意してもらいガス1台、IH2台で何とか出来ました。

レセプション自体はうまくいき、天ぷら60食はすぐになくなり、天丼150食は2杯目に並ぶ人がいるほど好評でした。レセプション終了後、現地の方に一緒に記念撮影を頼まれるほど日本料理に対する興味がうかがえました。

いろんな面で海外の文化の違いと言う事で天ぷらを披露するのはハードルが高いと思いますが今回ポーランドで行った事の反省面を踏まえて次回につなげたいと思い、今後、食学会での活動として他の料理人の方のアドバイスなり、お手伝いが出来ればと思います。

そして日本料理の素晴らしさ、その中の「天ぷら」と言う料理の素晴らしさを諸外国の方に知ってもらいたいと思います。