全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2015年2月10日 《実施レポート》 
【開催場所】
新丸の内ビル「蒸し料理レストランmusmus」


2月のAJFA定例《情報交換会》@東京は祝日前ということもあり少人数での開催でしたが、その分、非常に濃い議論がありました。


まずは、東京で行われる第2回《全日本・食サミット》について。

日程は急ぎ調整中ですが(11月頃になる可能性が高いです)、テーマは「江戸前」という線が有力です。情報交換会に参加された皆さん、江戸前文化についての知識を豊富にお持ちで、様々な小話を披露して下さいました。(事務局スタッフの個人的な感想としては「江戸時代は人が時間を管理していた。現代は人が時間に管理されてしまっている。」という話が非常に心に刺さりました。)

江戸前を語ると、その対比として必ず京文化が出てきます。皆さんご存知のようにだしやしょうゆを始め、江戸と京都は様々な違いがあります。ただ、江戸と京都だけではなく各地方も含めて様々な違いがあるからこその日本文化の良さであり、これから世界に発信していくためには、違うことを認め合いながらも協力して活動していくことが大切なのではないか? それこそが、料理のジャンルを超えて集まった全日本・食学会の使命ではないのか? と、非常に真剣な議論へと発展しました。


また今回は農学博士の川崎先生にご参加いただいたので、旨味やだしについてのちょっとした講習タイムもありました。


来月も第2火曜日(3月10日)の夜に新丸の内ビル「蒸し料理レストラン musmus」でAJFA定例《情報交換会》@東京を開催します。皆さまのご参加をお待ちしております。


<AJFA定例 《情報交換会》スケジュール>

2月17日(火) 京都:21時30分~

3月4日(水) 大阪:21時30分~

3月10日(火) 東京:21時30分~