全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2015年4月12日(日) 《実施レポート》
【開催場所】
名古屋「ワイン食堂 ラプレシス」


大阪・東京・京都で毎月開催しているAJFA定例《情報交換会》ですが、4月12日(日)は、名古屋「ワイン食堂 ラプレシス」にて半年ぶりの開催。岐阜での《第2回 全国料理学校勉強会》後ということもあり、多くの理事・会員の方がご参加くださいました。

「たか田八祥」高田晴之 理事の進行で会はスタート。参加した理事が順番にスピーチし、参加者に当学会の意義や目的などを話されました。

「こうしてさまざまな料理、食のジャンルの方が一堂に集まれるのは何よりです」

と、門上武司 理事長。

今回の情報交換会は高田晴之 理事、会員である「味処もちづき」望月孝浩 氏が多くお声掛けしてくださり、お声掛けされた方がまたさらにお声掛けしてくださり……と、70人以上の方々に参加いただきました。

「今回は若手料理人の参加が多くて熱気がすごい。うれしいことです」

と、高田晴之 理事。


そこここで、理事を囲んで、また初めて出会った料理人同士、賑やかに会話に花が咲きました。


「菊乃井」村田吉弘 団長を囲んでのグループでは、コンフィの作り方講義がされていました。コンロしかないお店でどうやってコンフィを作るか。

講義を聞いていた参加者の方は、

「何かやり方がわからないときに相談する相手がいないんです。ですので、こういう機会は貴重です」

と、熱心に質問をされていました。


「料理人は勉強せなあかん」

と、団長。

「毎日淡々と料理を作るだけでなく、こういう会でいろんな料理人と交流し、隣の人が何を考えているか聞いて自分も勉強しないと。

料理人よりも儲かる仕事は世の中にいっぱいあるだろうけど、この仕事をする意義、料理人としてのミッションを持って毎日を過ごさないといけない」

そう熱い思いを語っておられました。