大阪・東京・京都で毎月開催しているAJFA定例《情報交換会》ですが、4月12日(日)は、名古屋「ワイン食堂 ラプレシス」にて半年ぶりの開催。岐阜での《第2回 全国料理学校勉強会》後ということもあり、多くの理事・会員の方がご参加くださいました。
「たか田八祥」高田晴之 理事の進行で会はスタート。参加した理事が順番にスピーチし、参加者に当学会の意義や目的などを話されました。
「こうしてさまざまな料理、食のジャンルの方が一堂に集まれるのは何よりです」
と、門上武司 理事長。
今回の情報交換会は高田晴之 理事、会員である「味処もちづき」望月孝浩 氏が多くお声掛けしてくださり、お声掛けされた方がまたさらにお声掛けしてくださり……と、70人以上の方々に参加いただきました。
「今回は若手料理人の参加が多くて熱気がすごい。うれしいことです」
と、高田晴之 理事。
そこここで、理事を囲んで、また初めて出会った料理人同士、賑やかに会話に花が咲きました。
「菊乃井」村田吉弘 団長を囲んでのグループでは、コンフィの作り方講義がされていました。コンロしかないお店でどうやってコンフィを作るか。
講義を聞いていた参加者の方は、
「何かやり方がわからないときに相談する相手がいないんです。ですので、こういう機会は貴重です」
と、熱心に質問をされていました。
「料理人は勉強せなあかん」
と、団長。
「毎日淡々と料理を作るだけでなく、こういう会でいろんな料理人と交流し、隣の人が何を考えているか聞いて自分も勉強しないと。
料理人よりも儲かる仕事は世の中にいっぱいあるだろうけど、この仕事をする意義、料理人としてのミッションを持って毎日を過ごさないといけない」
そう熱い思いを語っておられました。