全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
東京:2015年5月14日(木)  大阪:2015年5月18日(月)
【開催場所】
東京:千代田区内幸町ホール   大阪:hu+gMUSEUM

<開催速報>

名 称: 第2回 東西シンポジウム「お米の力」

【東京会場】

日 時: 2015年5月14日(木) 14:30~16:30

会 場: 千代田区立内幸町ホール

出演者:

大坪研一 氏(新潟大学大学院自然科学研究科 教授)

村田吉弘 団長(菊乃井)

木村周一郎 理事(エリックカイザー)

門上武司 理事長(株式会社ジオード)


【大阪会場】

日 時: 2015年5月18日(月) 14:30~16:30

会 場: hu+gMUSEUM

協 賛: 大阪ガス株式会社

出演者:

岩佐十良 氏(株式会社自遊人 代表取締役)

松尾英明 理事(千里山柏屋)

西川功晃 理事(サ・マーシュ)

門上武司 理事長(株式会社ジオード)


《第2回 東西シンポジウム》は、東京・大阪ともに、基調講演、パネルディスカッションの2部構成で 実施。


東京会場では、お米の研究をされている大坪氏による基調講演。現代のお米を取り巻く実情、お米の特徴を中心に、文献や数値を中心にお話しくださいました。

大阪会場では、自らも農業を行われている岩佐氏が基調講演。実際にお米をつくり、直面した課題と、その解決方法についてわかりやすく解説。

基調講演に続いて、パネルディスカッション。

両会場とも基調講演をしてくださったゲストの方・日本料理の店舗を営む理事・パン職人の理事がパネリスト、門上理事長がコーディネーターを務め、「お米の力」について討議。


東京会場はまず、給食の話から始まりました。給食はお米や郷土の野菜を食べて自国の食を学ぶことのできる、重要な食育の場であること。外国の富裕層は日本産のお米を求めていて、今後は海外に目を向ける必要があることなど、日本だけではなく、海外にも重きを置いて討議。

海外での活動も活発な村田団長、木村理事がいるからこその熱い議論となりました。

大阪会場では、家庭でのお米(=お茶碗に盛られたご飯)に対する意識が変わってきていることに言及。松尾理事は炊きたてのご飯のおいしさ、“ありがたみ”が薄れていることを危惧し、国内でのお米に対する意識を考えました。また、米粉パンに造詣の深い西川理事は、米粉の扱いについてお話しに。当日は米粉100%のパンを配布し、参加者の方に味わっていただきました。

詳しくは後日掲載予定の開催レポートをご覧ください。