
大阪・東京・京都で毎月開催している、AJFA定例《情報交換会》。
6月9日(火)は、東京・新丸の内ビル「蒸し料理レストラン musmus」にて開催。
※記事表紙の写真は先月のものです
2015年5月1日(金)~10月31日(土)まで開催されるミラノ万博。
現地に行ってイベントに参加してきたという野永喜三夫 氏(日本橋ゆかり)の話に関心が集まりました。
イタリアのALMA国際料理学校で、日本食に関しての講義を行ってきたという野永氏。
《日伊食文化交流「和の食材」と「イタリアの食材」のコラボレーション!》をテーマに、学生を対象にだし・包丁使い・煮物の作り方などを説明してきたとのこと。
「ヨーロッパの人たちに感覚的な教え方は通用しないから、なぜ味に深みが増すのか、なぜうま味が出るのかを理論的に伝えなければ納得してくれない。たとえば今回調理したのは、味噌を使ったピッツァ。チーズの代わりに味噌を使って、トマトと味噌の相性を教えたり、他にもチーズと豆乳など、どうして合うのかを説明しながら、日本とイタリアの食材のコラボ料理を披露してきました」
食がテーマの国際博覧会の話とあって、皆さん興味深く耳を傾けられたようです。