大阪・東京・京都で毎月開催している、AJFA定例《情報交換会》。
6月10日(水)は京都・中京区「ikariy523」で開催しました。
この日はスローな滑り出しで、開始時間の21時30分を15分過ぎても、4名ほどの集まり。
集まった方も事務局も、少々心細い時間でした。
ですが、22時を過ぎたころから皆さんが到着し始め、最後には17名の参加。
会員の高橋雄一シェフが、この日はいつも以上にどんどんとお料理をご準備くださいました。
魚のカルパッチョがサーブされると、理事の佐々木浩理事(祇園さゝ木)が「これは何という魚?」とシェフに質問。シェフは「コショウダイです」と答えられたものの、佐々木さんも周りの参加者たちも初めて聞く魚。敦賀から直接仕入れましたというシェフを囲んで、ひとしきりの魚談義。新たな食材に触れたときの料理人の好奇心が垣間見られた瞬間でした。
また会員である宮本静夫さん(京、静華)から、「中国料理は強火の料理より、弱火の料理をつくってきた歴史のほうが長い」など興味深い話題を提供してもらい、各ジャンルの料理人が集まる食学会ならではの展開をみせたのでした。
料理以外にも外国人のお客様が増えてきたという話題から、どのようにして直前のキャンセルを避けているか、という話も。皆さん、かなりお悩みの問題で、真剣にお話しされていました。
最後に佐々木さんから10月に開催される食フェスティバルへの呼びかけで会は締められました。