全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2017年3月8日(水)
【開催場所】
格之進Neuf

肉肉学会、今回のテーマは「熟成肉とチーズとワインの相関関係の探求」。

那須高原今牧場チーズ工房から高橋雄幸氏と元・農林水産省畜産部長であり、一般財団法人畜産環境整備機構の副理事長である原田英男氏をお迎えしました。

まず、原田氏より「国産ナチュラルチーズの現状と課題」についての発表。生乳からできる乳製品の種類や製造工程の違い、ナチュラルチーズの種類やその特徴などについて詳しく説明していただきました。最近では国内のチーズ工房の数が増加傾向にあり、さらにその品質や評価も着実に向上しているとのこと。

そして高橋氏からも、フランス・ポワトゥーシャラント地方で開催された「カプリヌーヴ2016」という名称の、山羊農家や山羊チーズ、山羊関係者が集まる国際イベントに参加した内容についてご報告がありました。試食の為に持っていった「茶臼岳」(山羊チーズ)が関係者やメディアに気に入られ取材を受け、地元テレビ局で放映されたそうです。

今回ご用意した門崎熟成肉は、熟成スネ肉、Lボーン、そしてなんと100日熟成の骨付きミスジ!骨から外さずストレスがかからない状態で熟成したミスジの素晴らしい熟成香を堪能していただきます。

代表の千葉氏は、「今後も多くの方にお肉のことを知ってもらい、お肉に真剣に向き合った結果、格之進が熟成肉にたどり着いたように、お肉全体の付加価値を上げ、業界全体を繁栄させていくことに繋げていきたい」と語ってくださいました。