全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2018年2月27日(火)
【開催場所】
菊乃井京都本店

外国人研修生と研修先店舗関係者

全日本・食学会および日本料理アカデミー、㈱テー・オー・ダブリューで構成する「日本食・食文化普及人材育成支援協議会(会長:村田吉弘)」は、2月27日(火)、京都・菊乃井本店にて、外国人料理人の研修修了式と、日本料理の調理技能認定式を開催しました。

当協議会では、農林水産省の補助事業により、我が国の食関連事業者等が海外展開をする際にパートナーとなりうる外国人日本料理人の人材育成を目的として、7ヶ国15名の外国人料理人を招へいし、日本料理専門の有名店における実務研修等を実施。

2年目となる今年は、東京での語学研修の後、京都の調理師専門学校にて日本料理の基本を学び、全国各地の店舗における個別の研修へと進みました。

当日は、関係者の他、来賓として農林水産省近畿農政局次長の小林博行氏、門川大作京都市長らが出席し、日本での研修を終えた彼らの今後の活躍に向けて、ねぎらいと激励の言葉を贈りました。

本制度は、農林水産省が制定した「海外における日本料理の調理技能認定のためのガイドライン」に基づき、同ガイドラインの定める日本料理の知識と調理技能が一定のレベルに達した料理人を認定するもので、修了式前日の26日に京都調理師専門学校にて実施された実技試験における審査結果を踏まえて認定が行われました。

スキルアップした15名の外国人研修生たちは、帰国後、日本料理の認定料理人として、日本食・食文化の魅力発信のための先導的役割を担うことが期待されています。