3月23日(火) 大阪ガスhu+g MSEUMにて、食学会主催の「シェフ畜大阪食堂」を行いました。
この事業はJRA助成事業であり、今年度は2月に宮城県丸森町で「丸森復興食堂」を、3月25日(木)には東京で「東京食堂」を開催しました。
今回大阪会場は、『北海道 十勝しんむら牧場の山森野豚』『宮崎 鏡山牧場の黒毛和牛放牧経産牛』『京都の七谷地鶏』『広島 三良坂フロマージュのチーズ』を使った3品の試食会。
担当シェフは大阪なんば「焼きトンyaたゆたゆ」のオーナー、川端友二シェフです。
川端さんは豚肉中心の店舗を展開しており、今回は豚、牛、鶏、そしてチーズという食材をもとに約4か月かけてメニュー考案してもらいました。
各産地の相性のよい食材を探したり、その生産者の背景を調べながら料理のストーリーを考えたりと、様々なアプローチを経て、本日の料理に到達したとのこと。大変ながらも充実した時間を過ごしたようです。
試食後の意見交換では、参加料理人から「本日の料理をいただき、自分がこの食材を調理する場合は、こういう料理を作るイメージが湧きました」との感想をいただくなど、紹介した食材から次の料理につなげていく姿も見られました。
コロナ禍により、人数制限のある試食会として行いましたが、安全安心で開催できたことが次に繋がります。来年もまた違う食材を使った試食会を予定しております。
メニュー名
「山森野豚ロースハムとフロマージュブランのブルスケッタ 山わさびがけ」
使用食材:山森野豚(しんむら牧場)、フロマージュブラン(三良坂フロマージュ)
「グラスフェッドビーフの冷製カツレツ」
使用食材:黒毛和牛放牧経産牛(鏡山牧場)
「七谷地鶏の赤い水炊き」
使用食材:七谷地鶏(㈱弥栄)、モッツアレラチーズ(三良坂フロマージュ)