全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      

大阪/兵庫交流会(情報交換会)


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日時:2022年6月16日(木) 21:30~23:15

場所:リストランテ ラッフィナート芦屋(兵庫県芦屋市)

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大阪/兵庫の青年部リーダーが初めてプログラムを企画して開催。32名が参加しました。

数回の打合せを経て勉強要素を増やし、2つのプログラムを実施しました。

一つが「国産オリーブの未来」と題して、淡路島・ハーベストファームの方によるプレゼン。

「ここ数年で一番感動した食材」とラッフィナート・小阪さんが惚れ込んだものを岩牡蠣にかけて試食を実施。

会員からは「雑味無い綺麗なオリーブだ」等のコメント。

また高松のオキオリーブ・澳さんもチャートを投射しながら味わいや料理の相性について解説。

国産オリーブの飲食店での汎用について模索する内容となりました。

もう一つが鱧の処理について。

「しろ鱧仕立て」と題し、心根・片山さんが撮影した動画を元に解説し、滑りの処理にかかる時間の短縮方法や、食べ慣れない人が感じる皮のゼラチン質の食べやすさと試食をおこないました。

議論も活況で、数種類のオリーブをブレンドした味わいやシングルの違い、また海外客に対しての鱧の提供の仕方など様々な議論がなされました。




◆外国人の日本料理基礎研修事業についての検討会


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日時:2022年6月28日(火) 22:30~24:00

場所:祇園にしかわ(京都市東山区)

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2016年にスタート、7年目を迎える「日本食・食文化普及人材育成支援事業」は、本年度もオンライン講座を中心に行うため、今後の事業活動について、京都青年部(日本料理)の皆さん9名と意見交換を行いました。

翌2023年度は、4年目まで行った形式で、参加者選抜を経た日本招聘を軸として、料理学校での集団研修や協力店舗での個別研修の開催を目指しております。

今までに自店で外国人研修生を受け入れ経験のある皆さんからみた、日本料理の基礎を学びたい外国人の初心者のやる気を見出す選抜方法、基本となる実践的な知識や技能習得のための効果的な方法、研修プログラムの内容、日本産食材の魅力を伝えるための具体的な方法等、様々な意見を伺いました。

頼もしい提案もたくさんいただき、今年度の日本招聘時の協力体制を依頼しました。



また、先日行った京都青年部コアメンバーで会議では、今後の京都情報交換会は勉強会を基軸とする。Zoomやリモートも活用する。などを取り決めた青年部の活動も始まりました。