AJFA 全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

シェフと支える放牧牛肉生産体系確立事業

全日本・食学会は、食肉としての使用が少なかったジャージー種などの乳牛を、
効率よく、健康的に太らせ、調理方法や熟成などシェフの手で付加価値を高めることで、
新しい生産体系を構築する事業に取り組んでいます。

「ジャージー種」などの乳用種の食肉生産体系確立をめざして

事業のステップ

太らせます 10ヶ月

高タンパク飼料を給与して
「太る体質」を刷り込み
酪農家や育成農家(子牛の哺育・育成の専門農家)と協力し、ジャー ジー種などの乳用種を効率よく太らせるための「代謝プログラミング」を導入。
胎児期や哺育期に太りやすい体質を獲得させます。

育てます 14ヶ月~

水田や公共牧場で放牧
(冬期は牛舎で粗飼料給与)
生後10ヵ月以降の子牛を、里山などにある公共牧場等で、できるだけ自然に近い形で肥育します。
14ヶ月をめどに、生体重420kg
(枝肉重量300kg)を⽬標に育てます。

シェフの手で価値を高めます

シェフによる調理提案などで
食肉としての価値を高める
牛肉としての付加価値をあげるために、シェフによる料理提案や熟成肉などへの書こう、機能性などの科学的評価など、生産と加工・販売を結びつけるシステムを構築。シェフが支える、新しい「農と食」の関係をつくります。
事業の流れのイメージ

乳用種の放牧肥育牛肉の生産を維持するためには、
シェフや消費者がこれらの取組を積極的に支援するプログラムが必要です。
私たちが提案するプログラム── それがCCSA(Chef & Community Supported Agriculture)です。