炒飯が今宵のテーマです。
中華料理代表 宮本静夫さん(京、静華)
フランス料理代表 前田元さん(Motoi)
日本料理代表 前川浩一さん(祇園さ々木)
がそれぞれの炒飯を作ってくださいました。
宮本さんは、改めて炒飯の事を考えていて、炒飯はお母さんの愛情だ、と思ったと。
炒飯のルーツは、冷ご飯をどうやって美味しく食べるか、を考えて、まず油でいためたのだろう。それを更に美味しくするように、卵と一緒に炒めるようになった。その変遷を今日は召し上がって頂きたかったとご用意くださいました。冷や御飯、油でいためただけの御飯、そして卵と一緒にいためたもの。
炒飯の原点を食した後、元中国料理、現フランス料理の前田シェフが、ハムユイの炒飯を作ってくださいました。久しぶりに振った中華レンジでの中華鍋がとても楽しかったそうです。そのうち、Motoiに中華レンジが出現するかも?!
最後に祇園さゝ木の前川さんがしらす、梅肉、しその炒飯を作ってくださいました。日本人にとっては、おかあさんが作ってくれた味だね、と一之船入の魏さん。前川さんは和食という観点から、やはり季節の素材を入れることをまず考えたと。夏なので、さっぱりと梅としらす。和食ならではの一品でした。
みなさんが鍋を振ってくださっているのを、集まった会員はみな、じーっと見つめておられたのが印象的でした。
次回は、9月12日(火曜日)、10時より、祇園さ々木にて、しめじとしいたけ、をお題に開催いたします。25名限定です。ふるってご参加ください!
年内最終回は11月13日(月曜日)です。