全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2019年12月2日(月)
【開催場所】
キッコーマンライブキッチントウキョウ


全日本・食学会で行っているこのJRA助成事業は、食肉として有効活用されていないジャージー種等オス仔牛を、放牧を中心とした肥育方法で育て、美味しく食べられるメニューの提案とその付加価値を見出そうとするものです。

今回、その牛の肉を使った料理レシピ3種のお披露目(プレス発表)を行いました。


プレス・関係者等、約50名が参加したこの会。

まず成果発表として、事業概要をシェフ牛事業推進委員会:座長の原田氏より、それに伴う食学会の活動紹介を高岡副理事長から解説を行いました。

続いて試食会は、食学会の村田理事長、山根理事、そしてゲストシェフとしてクイーン・アリス石鍋裕シェフに、レシピ開発および監修を担当していただきました。

1品目は山根シェフの「シェフ牛 ネック、ブリスケット、牛脂のコンフィ仕立て サルサヴェルデ」。皆さまが食している間、レシピの説明とともに、今までテスト期間中に一番携わってきた山根シェフならではの率直な想いを話していただきました。

2品目は村田理事長の「「シェフ牛 バラ肉の角煮」。15時間かけて煮込んだホロホロのお肉。この肉はどのような料理が合うか、いろいろ塾考したお話をいただきました。

そして3品目の石鍋シェフの「シェフ牛 サーロインのオリンピア風」・・・。ステーキに、来年のオリンピックをイメージした五輪(種)の野菜を付け合わせた、見た目も華やかな一皿でした。


この様子は、当日の日テレ夕方の報道ニュースにも取り上げられ、様々な反響がありました。


ここ2年間の食サミットでは、同様に放牧で育てた牛(肉)を使った料理を提供してきましたが、今回は、食学会の牛(肉)を使った最初のレシピ披露でした。

ここから本格的なスタートです。

今後、会員向けの試食会を1月に開催。2月には全日本食サミットで「シェフ牛食堂」を開催します。今後のシェフ牛活動、ぜひご期待ください!