2021年全日本・食学会理事会および総会が、6 月22日(火)、セルリアンタワー東急ホテルにて行われました。
昨年はコロナ禍による中止のため、2年振りの開催であり、東京の緊急事態宣言明けの日程で会場およびインターネット参加のハイブリット形式にて、全日本・食学会理事およびスポンサー企業の皆様の出席となりました。

開会のご挨拶は、村田吉弘理事長（菊乃井）から、「昨年から続いている新型コロナウィルス感染症のため、食業界は深刻な状況になっています。食学会でも活動が制限されておりましたが、全国での活動として、医療従事者および飲食店・生産者等へ向けた支援活動を多くの皆様のご協力・ご支援のもと、お弁当プロジェクトを行いました。誠にありがとうございました」とありました。

続いて昨年度の活動報告では「医療等支援活動」「シェフと伝える持続型畜産確立事業」「シェフ牛自主事業」「共同研究事業」などを行い、今年度の活動計画では、本年も続く「医療等支援活動」「シェフ牛自主事業」「顕彰制度bean47」などの説明がありました。新規事業「シェフ牛自主事業」では、昨年まで3年間のシェフ牛研究を元に開発を進めている【食学会プレミアムカレー（長期自然放牧ジャージー牛）】のサンプル3種を、今回の総会参加者に披露しました。

また、スポンサー企業様の代表として、キッコーマン株式会社 臼井一起様より「皆様の料理は、単に食べるということではなく、生活に潤いを与えるエンターテイメントなものです。スポンサーもサポーターとして一緒に頑張っていきましょう」とのお言葉をいただきました。

閉会の挨拶は脇屋友詞副理事長（Wakiya）より「皆様から力強いお言葉をいただきありがとうございます。食を通して、皆様が笑顔になれる、喜んでいただける活動を進めてまいります」との言葉で、総会が終了となりました。

来年はぜひ皆様で顔をあわせての「全日本・食学会総会」ができることを祈願します。