12月9日(木)、シェフと伝える持続型畜産確立事業の被災地支援事業として ”ひとよしくま復興食堂”を開催致しました。この事業は、JRA助成事業として行っております。
https://www.youtube.com/watch?v=qipZcfWs5Rw
熊本県人吉球磨地域は令和2年7月豪雨による球磨川氾濫被害を受けました。
その際、ご自身が被災されながらも、数日後からキッチンカーでの炊き出しを市内各地で開始し、支援物資を近隣住民に提供する拠点にもなった本田節さんがオーナーを務める 人吉市内の「ひまわり亭」を会場に、人吉球磨の生産者、シェフ、宿泊業関係者、行政の方々約30名にご参加いただきました。
メニュー開発を担当したのは、南阿蘇にあるペンション「山小屋Holahoo」でオーナーシェフの小山鉄平シェフ。平成28年熊本地震の際は全日本・食学会のキッチンカーでの炊き出しにも駆けつけて下さいました。そして、その小山シェフの師匠である上柿元勝シェフの2名。
人吉球磨地域の食材
・「あさぎりせいりゅう」さんの山羊のミルク
https://www.facebook.com/asagiri.seiryuu/
・「球磨川アーティザンズ」さんの梅ジャムなどの加工品
https://kumagawaartisans.com/
・ 「Hand Agri」さんのキクラゲ
https://www.instagram.com/handagri/?hl=ja
・ 「球磨の黒豚」さんの黒豚
https://www.kuma-kurobuta.com/
・ 「浅香椎茸園」 さんの椎茸
https://www.asaka-shiitake.com/
・ 「杉本本店」さんの黒樺牛
http://www.sugimotohonten-shop.com/
をふんだんに使い、4品のメニューをご披露です。
・ 山羊のチーズとハーブのカナッペとキクラゲのサラダ仕立て
・ ピスタチオ入りの球磨黒豚のテリーヌ
・ 浅香椎茸園さんの干し椎茸のポタージュ
・ 薪火で燻した黒樺牛頬肉の赤ワイン煮込み
いずれもメニュー名を聞いただけでお腹が鳴りそうです。
いざ、皆さんに召し上がって頂くと・・
美味しい!初めての味!想像を超える料理レシピ!食材へのぬくもりを感じる!等々 会場が驚きと笑顔に包まれました。
「生産者としてありがたかったです。これからの励みになりました。」
「地元の食材に自信を持ちました。」という嬉しいご意見も頂戴し、今後はご自身達でもこのような試食会を開催したい。というお言葉もありました。
完全な復興までには、まだまだ時間がかかりますが、「食」を通じて、これからも多くの方を笑顔に届けて参りたいと思います。
ご参加頂いた皆様、ご尽力頂いた皆様、ありがとうございました。
本事業の次回試食会は、福岡・仙台を予定しております。