
第1回東西シンポジウム 『うま味はスイーツを変えるか?』
<開催概要>
日 程:10月21日(月)大阪・23日(水)東京
時 間:14:30~16:30(受付は14:00~)
参加費:全日本・食学会会員/無料
一般/2,000円(振込)
大阪会場:グランフロント ナレッジシアター
東京会場:目黒区中小企業センターホール
※詳細チラシはこちら
<出演者>
コーディネーター:門上武司(全日本・食学会代表理事)
基調発言:村田吉弘(全日本・食学会団長/「菊乃井」)
`基調講演:川崎寛也氏(農学博士・味の素株式会社イノベーション研究所)
パネリスト:フィリップ・コンティチーニ氏(「ラ・パティスリー・デ・レーヴ」)
大阪:小山 進氏(「パティシエ エス コヤマ」)
佐々木 浩(全日本・食学会理事/「祇園さゝ木」)
東京:寺井則彦氏(「エーグルドゥース」)
成澤由浩氏(「NARISAWA」)
<ノート>
全日本・食学会初の主催イベント「東西シンポジウム~うま味はスイーツを変えるか?~」を開催いたしました。
本イベントの開催のきっかけは、村田吉弘団長(菊乃井)による仮説でした。
「日本料理は、うま味を中心に料理しているといっても過言ではありません。このうま味と、糖質、脂質の3つは、一度味を覚えれば病みつきになるおいしさの基です。おいしいと感じる料理は、ほとんどがこの3つの味をもたらす食材を利用したものです。そこで、仮説ですが、うま味を増やせば、糖質と脂質を減らしてもおいしく感じられるのではないか。こうした考えは、スイーツでも有効ではないかと、広げて考察してみたいと思ったのです。」と村田氏。
その考えに対して、科学的な根拠も交えて、味の素株式会社の川崎寛也氏に解説頂き、その後、パネラーの方々とディスカッションを行いました。
川崎氏の解説を聞き、今まで研究してきたスイーツに「うま味」を取り入れていたのだという気づきはパネラーの方々にとって、新しい発見となったようです。
※当日の様子は別途レポートにして、会員様に送付いたします。