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2017年からの3年間事業「シェフと支える放牧牛肉生産体系確立事業(通称:シェフ牛事業)」の調理法検討試食会を行いました。
この事業は肉としての利用が少ない「ジャージー種」などを国産の牧草などで育て、余すところなく食す事業であり、2年目となる本年度は、より適した調理方法を検討するため、数回にわたり試食会を開催予定です。
今回は、食学会所有の牛はまだ肥育途中で小さいため、同じ環境で放牧肥育している北海道「たんぽぽ牧場」の「ジャージー種」を使って、食学会理事:三國シェフ監修・調理メニューで試食会を開催しました。
まずは原田委員(シェフ牛事業)から事業説明を行うとともに、今回使用した牛の生産者「たんぽぽ牧場」の加藤さんのご紹介がありました。
1品目はランプとシキンボのステーキを食べ比べ。三國シェフ自ら参加者の目の前で焼き、カットし、盛り付けしたものを食します。
2品目は内モモ肉のローストビーフ。こちらも三國シェフが一枚ずつカットしたものを食しました。
3品目は外モモ肉ハバキのポトフ。
一品毎、食した後に、千葉委員(シェフ牛事業)から使用した部位の説明があり、各自でアンケート評価を記入しました。(※アンケートは事業報告として集約します)
試食会は2回開催し、同じ牛の30日熟成と60日熟成の肉を使った同じメニューで、味の食べ比べを行います。
食学会から杉山理事、山根理事が参加し、会員やシェフ牛委員も参加していますが、今回は食肉の味覚・官能評価を勉強中の日本女子大の学生も多数参加しました。皆、それぞれの立場から味わいを比較していた様子でした。
第2回の開催は11/30(金)。基本的に同じ参加者で行います。