全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2022年3月7日(月)~3月26日(土)
【開催場所】
Shojin宗胡(港区六本木)

今年1月に「日本地理的表示協議会設立総会」が開催され、一般社団法人全日本・食学会の理事長:村田吉弘が日本地理的表示協議会の会長として就任。全日本・食学会は、GI産品の活用アイディアとして、「レストランフェア(仮称)の開催」を提案しました。

そのテストマーケティングとして、「宗胡」(東京都港区)の1店舗で開催し、GI産品を使用したメニューをお客様に提供しました。


現在登録されている110産品(国内)から、野菜を中心に使用したいGI産品を選び、「十勝川西長いも(北海道)」「大鰐温泉もやし(青森)」「小笹うるい(山形)」「大山ブロッコリー(鳥取)」「菊池水田ごぼう(熊本)」「鹿児島の壺造り黒酢(鹿児島)」を使った定食/コースを構成、それぞれ食材の特徴的な香り、食感、などが感じられる一皿ずつができました。

開催期間は「まんえん防止等重点措置」でもありましたが、3週間のランチを中心にGI食品の宣伝と美味しさを伝えました。

このテストケースを参考に、次年度どのようなGIレストランフェアができるか、検討してまいります。



①もやしとうるい、ブロッコリーを使った汁物 ②黒酢を使った餡かけ ③ゴボウを炊き込んだご飯 ④長いもとゴボウの餅 ⑤コース料理用に一皿で提供するGI産品


GI産品とは、※地理的表示(GI)保護制度

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/




地域の伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。

これら産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度が「地理的表示保護制度」であり、この地理的表示(GI)とは、農林水産物・食品等の名称として当該産品の産地を特定できる名称の表示をいいます。

登録標章( GIマーク)は、登録された産品の地理的表示と併せて付すもので、産品の確立した特性と地域との結び付きが見られる真正な地理的表示産品であることを証するものです。