色ははんなりと形はおおらかに。古より伝わる京の風土、季節の移ろいの表現こそ京の和菓子の命です。
一方、フランスでは18世紀末頃から伝わる文献に基づく古典的な菓子が今なお進化を続けながら受け継がれています。< この勉強会では「京菓子司 末富」山口氏と、「オーボンヴュータン」河田氏に登場いただき、京の和菓子とフランス菓子、それぞれが辿ってきた「色いろ」な魅力を見出します。
講師
◆ 山口富藏氏(京菓子司 末富)
1937年京都市生まれ。関西学院大学経済学部卒業後、東京銀座「松崎煎餅」にて1年間修業。その後、父・竹次郎のもとで家業に従事。70年に「亀屋末富」(明治26年創業)三代目を継承。茶道各御家元の御用を務めると共に各宗本山にも出入り、御用を務める。
◆ 河田勝彦氏(オーボンヴュータン)
1944年、東京生まれ。67年より約10年間フランスで修業。パリ「ヒルトン・ド・パリ」のシェフパティシエを務めた後に帰国。81年、世田谷に「オーボンヴュータン」を開店。古い菓子を研究する中で新作を生み出し続け、多くの菓子職人に影響を与えている。
第三回全日本・食サミット 〜テーマ『色いろ』〜
開催日時:2016年6月26日(日)12:00〜18:00
開催場所:大阪ガスショールーム ハグミュージアム
〒550-0023 大阪市西区千代崎3丁目南2番59号
申し込み:チケットぴあ
(一般用) http://w.pia.jp/t/syoku-summit/
一般社団法人 全日本・食学会
http://www.aj-fa.com/event/2016/2619.html
各プログラムには定員がございます。お早めにお申し込みください。