全日本・食学会 ALL JAPAN FOOD ASSOCIATION

      
【開催日】
2016年7月11日(月)
【開催場所】
洋食おがた

2016年7月京都情報交換会

「洋食おがた」

7月に入り祇園祭が始まった京都の街は、賑やかな様子。

宵山も近い11日「洋食おがた」で情報交換会は開催された。

「洋食おがた」は昨年秋に開店し、年末の情報交換会を開催し、今回二回目である。

冒頭、今回の組織改編となったことを門上武司さんが説明し、今後の全日本・食学会の在り方などを話した。

この情報交換会は全日本・食学会ならではの内容となっていた。

「ラーメン拳」の山内健吾さんが煮豚、「一之船入」の魏禧之理事がジャージャー麺のあん、「麺屋棣鄂」の知見和典さんが麺を、とそれぞれの特色を活かしたモノを持ち込んだ。

「今日は、僕とことのあんと『棣鄂』さんの麺で、コラボーレーション・ジャージャー麺を作ります」と魏禧之理事が話した。異なるジャンルの人が集まるからこそ可能となることである。

「ラーメン拳」に煮豚。まるでベーコンから燻製香をぬいたような感じだ。

「これはいいです。きちんと切れています」と緒方さん。

緒方さんからは、海老フライ+カニクリームコロッケ、海老グラタン、名物ハンバーグなどが供された。

奥のテーブルでは、大阪から参加した会員と京都の会員が料理を食べながら盛り上がりをみせていた。

「清和荘」の竹中徹男さんは「和食という限られたジャンルではなく、違うジャンルの人たちと話すことは非常に刺激をうけます。これからももっと若い仲間を連れてきます」とこの会の特徴を話してくれた。

「一之船入」の若いメンバーが厨房に入り、麺を湯がき、あんをかける。

さあ、コラボーレーション・ジャージャー麺の完成である。

「これは麺が違う。旨い!」と魏さん。また他の会員からも「僕のところでも注文できますか?」などの質問が飛んでいた。

毎月勉強会をしています。今月・来月のテーマは熊の手です。興味のある方は参加してください。

各部会でも、もっともっと勉強会を開催して交流を図りましょう」と魏禧之理事が、勉強会の大切さを語る。

締めはカレーライスが登場し、みんなホッとした気分でカレーライスを食べ深夜24時には解散となった。