全日本・食学会のシェフ牛事業で保有しているシェフ牛（ジャージー種：雄仔牛・ブラウンスイス種：雄仔牛）の肥育状況と、試食会を八丈島にて開催し、食学会理事とシェフ牛委員会、総勢12名が参加しました。

2017年度より始まったこの事業で仔牛を購入し、数か所の牧場で肥育していますが、この秋、初めてそのうちの一頭を屠畜し、試食しました。（昨年までの試食会および食サミットで使用した牛肉は、同じ状況で育てた仔牛肉です）

八丈島の牧場で放牧肥育をしているジャージー雄牛。ここには現在9頭いますが、八丈富士の麓、大自然の牧場でのんびりと育っている牛は車のクラクション（何か餌をあげる時に鳴らします）で集まってきた3頭。つぶらな瞳がかわいいです。

そして夕方からは、八丈島町長をはじめ、東京都や八丈町職員の方々30名ほどが集まった試食会を行いました。メインは肉の味が一番わかるBBQ。参加した山根理事が腕を振るってくれました。他にもシチューや中華風に味つけした赤身肉は思いのほか柔らかく、どのような料理があうかなあ、と、参加したシェフたちは早速考えていました。

今回、同様に育てたこのシェフ牛（ジャージ種とブラウンスイス種）、12月と1月に屠畜、食学会会員に無料配布し、ぜひご意見を伺いたいとプラン練っております。

詳細ができ次第、会員メールでご案内しますので、ぜひ使ってみたいという方、ご期待ください！（11月中ご案内予定）